- FENiX MINI PROの使い心地を知りたい!
- 別のヴェポライザーから買い替えるべき?
- FENiX MINI PROの評価は?
WEECKEから発売されているFENiXシリーズから新たな機種が登場しました。
その名も「FENiX MINI PRO(フェニックス ミニ プロ)」。
FENiXを小型にしたコンベクション方式のヴェポライザーで、「FENiX MINI」の進化版という位置づけです。
新型のヴェポライザーで気になることと言えば、吸いごたえや使い勝手、新機能などだと思います。
新商品はやっぱり使いたくなってしまうので、さっそく僕もAmazonでポチってきました。
そこでこの記事では、「FENiX MINI PRO」の詳細から使い方、そして実際に使ってみた感想や評価を書いていきます!
FENiX MINI PROの購入を検討している人は参考にしてみてください。
使い方や味の評価もしているので、購入の手助けになると思います。
結論から言うと、FENiXシリーズの買い替えとしてはかなり最適な選択だと思います。
小型化はもちろん、掃除もかなりしやすいのでドローが重くなる現象も結構防げそうです。
ただ、味に関してはちょっと微妙かなというのが正直な感想。
キック感などがちょっと他の機種よりも弱いです。
以前に投稿したFENiX+(フェニックスプラス)のレビュー記事はコチラからどうぞ。
新型ヴェポライザー、WEECKE FENiX+を徹底レビュー!最強超えたわ、これ
FENiX MINI PROの概要や詳細
まずはFENiX MINI PRO自体のスペックや外観について触れていきます。
本体スペックと付属品:アップデートされつつも付属品はコンパクトに
本体サイズ | 52mm × 25mm × 84mm |
---|---|
喫煙可能時間 | 180秒~360秒(変更可能) |
チャンバー | ステンレス |
加熱方式 | コンベクション(熱対流方式) |
変更可能温度 | 160度~230度(1度単位で変更可能) |
バッテリー | 2300mAh(内蔵型) |
充電 | 5V/1.5AでmicroUSB対応 |
バイブ機能 | あり |
こんな感じのスペックです。
サイズは「MINI」という名前だけあって、かなりコンパクトにまとまっています。
念のため、他のシリーズとの比較画像がこちら。
サイズとしてはCV4とほぼほぼ同じですね。
FENiX+がデカすぎるってのもありますが、かなり持ち運びしやすいサイズになっています。
加熱温度を1度単位で変更できるのはもちろん、喫煙時間の調整やバイブ機能が追加されたことで使い勝手が非常に向上しました。
後述しますが掃除もメチャクチャしやすくなったため、本体スペックとしてはかなり高いと思います。
ちなみに、CV4やFENiX+にあった喫煙時間の延長機能はありません。
ただ、最大で6分間も加熱してくれるので、延長機能は別になくても問題ないかなと思います。
付属品は
- 本体
- ユーザーマニュアル
- チャンバー、エアーパス用クリーニングブラシ
- マウスピース用フィルター、セラミックフィルター
- USB充電ケーブル
って感じでかなりコンパクト。
本体の外観:トップパーツが外れる独自構造!使いやすいポイントが多数!
旧型のFENiX MINIと違って、かなり角ばったデザインになりました。
サイドには電源ボタンの温度を調節するための2つのボタン。
これはC-VAPOR4.0(CV4)と似たような感じですね。
本体の底にあるのはピッキングツール。
シャグを掻き出したりするときの棒が本体に内蔵されているので、失くしてしまう危険性が減りました。
FENiX MINIの特徴であるトップパーツの着脱は健在。
外すときは上にスライド、装着するときは溝を合わせてスライドさせるとマグネットによりパチっとハマります。
旧型ではマウスピースが一体化されていましたが、PROになってマウスピースの着脱も可能になりました。
ただ、510規格とかではなくFENiX MINI PRO独自規格のマウスピースなので、別のモノに変更するのは不可能です。
FENiX MINI PROにはCV4から採用されたセラミックフィルターも使用可能となっています。
喫味をマイルドにしてくれる効果があるので、シャグのキックが強いな、と感じた時は使いましょう。
最初は本体にセラミックフィルターは装着されていないので、付属品を開封して使用してください。
チャンバーはステンレス製でFENiX+と同じ感じ。
さらに底の部分が取り外せるようになっているので、クリーニングブラシを貫通させることが可能になりました。
掃除がしやすくなるため、葉詰まりによってドローが重くなる現象がだいぶ軽減されると思います。
底の部分を再び戻す際は単純にチャンバー内に入れてからピッキングツールなどで押し込みましょう。
ただ単に入れるだけだとカッチリとハマってくれないので、逆さにするだけで底が落ちてしまいます。
FENiX MINI PROの使い方:おおむね他の機種と同じ感じ
操作方法は基本的には他の機種と同じ。
まずはトップケースを外してチャンバー内にシャグを詰め込みます。
トップケースを元に戻したら電源ボタンを5連続で押すだけ!
これで加熱が開始されます。
吸い終わったらシャグをピッキングツールなどでかき出して完了です。
FENiX MINI PROのスペーサーはFENiX MINIのものをそのまま使える
FENiX MINI PROのスペーサーは旧機種のFENiX MINIのものをそのまま使用できます。
もしすでに持っている場合は同じように使ってあげてください。
もちろんC-VAPORやFENiXのスペーサーは使用不可能なのでご注意ください。
シャグをいちいちその場で詰める手間が省けるのでスペーサーは非常に便利なのですが、現状FENiX MINIのスペーサーがAmazonやヴェポナビでも品切れ中です。
もし入荷した際にすぐ買えるように、Amazonやヴェポナビでチェックしておきましょう。
FENiX MINI PROのボタンの操作方法(使い方)まとめ
FENiX MINI PROはボタンの操作が複数あるので、こちらにボタンの操作方法・使い方をまとめます。
ボタンの名称を電源ボタン、+ボタン、-ボタンとして解説しますので参考に。
バッテリー残量確認 | 電源OFF時に電源ボタンを1回押す |
---|---|
加熱開始(電源ON) | 電源ボタンを5連打 |
加熱温度の変更 | 加熱開始後に+、-ボタンで調整 |
喫煙時間の変更 | 加熱開始後に電源ボタンを3秒間長押し その後+、-ボタンで調整 |
華氏、摂氏の表示切替 | 電源ボタンと-ボタンを同時に長押し |
実際に吸ってみた、使ってみた感想や評価
吸ってみると濃い味が出てきて結構美味い
今回僕が吸ったのは「チョイス ドルチェ」です。
キャラメルバニラの香りが良い感じで、個人的にかなりオススメのシャグなので見かけたらぜひ。
設定温度は230度で、加熱時間は300秒に設定しました。
まずはセラミックフィルター無しで吸います。
着香系の影響もあると思いますが、わりと香り、味が強く出てくれるので美味しいですね。
喫味はコンベクションってこともあり、FENiX+と若干似ています。
ドローは軽すぎず重すぎずでちょうど良い感じ。
FENiX+やCV4を全部閉じた時よりも重いので、個人的には吸いごたえがありました。
ノドへのキックやイガイガ感も強すぎるってほどではないので、普通に美味しく吸えるヴェポライザーだと思います!
お次はセラミックフィルター有りで吸ってみます。
喫味はやはり全体的にマイルドになるので、ノドへのイガイガ感とかもほとんど感じられず、とても吸いやすい。
セラミックフィルターがあると蒸気の熱も多少和らげてくれるので、一発目から吸いやすくなります。
10カ月以上使用してみて
mini proを10か月以上使用してきましたが、味に関してはFENiX+の方が最近は美味しく感じられます。
mini proの吸いごたえが最近は弱まってきていて、吸ってもスカスカ。
掃除などは最高ですが、味は微妙かなという感想になりました。
液晶がキレイな上にどこでも見やすい
CV4では液晶が以前よりもキレイに映るようになっていたんですが、明るいところだと文字がメチャクチャ読みにくいというデメリットがあったんですよね。
FENiX MINI PROではそこが改善されて、液晶がキレイになった上に明るい場所でもしっかり文字が読み取れるようになりました。
いつでも読み取れないと液晶を搭載している意味がないので、CV4と同じ液晶じゃなくて個人的にはホッとしていますね。
シャグポンの成功率があまり高くない
C-VAPOR系はコンダクション方式の影響でチャンバー内が非常に汚れやすいです。
そのためシャグポンが段々とやりづらくなってくるのですが、FENiX系はコンベクション方式なのでチャンバー内が汚れにくいです。
僕も使用しているFENiX+ではシャグポンが非常にやりやすかったのですが、FENiX MINI PROはシャグポンの成功率があまり高くありませんでした。
コンベクション方式なのでFENiX+のようにほぼ100%いけるかと思ったのですが、思いっきり降ってもなかなか出てきません。
シャグポンができると掻き出す手間が省けて便利だったので、あまりできなかったのはちょっと残念でした。
掃除がメチャクチャやりやすい
FENiX MINI PROではチャンバーの底を外せるということは紹介しましたが、その影響で掃除がメチャクチャやりやすいです。
WEECKEのヴェポライザーの中でもダントツなので、今まで掃除がダルかったって人にはかなり魅力的だと思います。
葉詰まりによってドローが重くなる現象を防ぐことはもちろん、本体を故障させずにより長く使用できるようになるので、結果的に節約にも繋がります。
USB Type-Cじゃないのが残念すぎる
これは個人的な好みの域になるんですが、最新モデルなんだからUSBはType-Cを採用して欲しかったですね。
一般的な加熱式たばこのIQOS、glo、Ploom SはすでにType-Cに移行しているので、ヴェポライザーもその波に乗ってくれよ!って感じでした。
micro USBでも問題ないんですけど、やっぱり差し込み口の上下を確認しないといけないのが地味にストレス。
本体としての機能が色々と改善されているので、充電口も改善されていたら個人的には最高でした。
まとめ:コンベクションの入門には最適な1台かも
今までは使いやすさの観点などからC-VAPOR 4.0が割とオススメな機種だったのですが、今から買うならFENiX MINI PROの方がいいかもしれません。
液晶やバイブ機能で使い勝手もいいですし、何よりも掃除がしやすくて初心者の人でも分かりやすい。
コンベクション方式はチャンバーが汚れにくいというメリットもあるので、CV4の性能を結構上回っていると感じました。
たばこの味に関しても、やはりコンベクション方式だから美味い。
シャグの味がかなり引き出されているので、最後まで美味しく吸えるヴェポライザーだと思います。
USB Type-Cに対応していたら完璧だったのですが、そこはまぁガマンできる範疇ですかね。
セラミックフィルターも無い方が確実に美味しかったので、わざわざ付属しなくてもいいかなって感じもしました。
ただ、総合的に見るとかなり満足できるヴェポライザーだったので、これからヴェポライザーデビューする人には特にオススメできる1つだと思います!
そんな感じでした。
そりでは。