どうも、ズッカズです。
2025年5月27日に発売されたプルームの新型「プルーム・オーラ」を早速購入しましたので、実機レビューをしていこうと思います。
すでにプルームXを持っているため、購入を迷っている人も多いと思います。
この記事を読めば、
- 実際に購入すべきかどうか
- プルームXとのスペックの違い
- 新しい新機能や使い勝手について
などがわかりますので、良ければ購入の参考にしてください。
結論から言うと、個人的にはXからオーラへ変更する価値は十分にある新型だと感じました。
プルーム・オーラのスペック比較表

まずはプルーム・オーラとプルームXのスペックなどを比較していきます。
プルーム・オーラ | プルームX アドバンスド | |
---|---|---|
価格 | 2,980円 | 980円 (発売当初は1,980円) |
加熱方式 | SMART HEATFLOW (最大320度) | POWERHEATFLOW (最大320度) |
加熱モード | 全4種類 (スタンダード、ロング、ストロング、エコ) | 全2種類 (デフォルト、バランス) |
チェーンスモーク | 最大3本 | 指定なし |
サイズ | 24.2×109.4×29.2mm | 44×89×24mm |
重量 | 75.5g | 95g |
フル充電時間 | 180分 | 90分 |
主な比較はこれくらいでしょうか。
基本的にスペックアップしているものの、バッテリーに関しては軽量化した分、プルームXよりも劣化しています。
ちなみに加熱方式の違いですが、プルーム・オーラの方が最後まで煙が出やすい新しい加熱方式を採用している、という認識でOKです。
プルーム・オーラの見た目や付属品について

本体はXよりも細長くなっており、iQOSやgloに近い見た目となりました。

長さは伸びたものの、本体の厚さは同じくらいなので、極端に小さくなったわけではありません。

充電口は従来品と同じくUSB Type-Cが採用。
今までプルームXで使用していた充電器はそのまま使えます。
付属品はこちら。

本体、充電ケーブル、掃除用の綿棒が付属しています。
従来品とは違い、ACアダプターは付属していませんので、所持していない方は新たに購入が必要です。
ちなみに、オーラの充電ケーブルは両端がType-Cになっています。

ACアダプターもType-Cに対応している必要があるため、購入の際はここだけご注意ください。
プルーム・オーラの良かった点
紹介はそこそこに、個人的にな感想を書いていきます。
本体が持ちやすく、仕舞いやすくなった

本体が細長くなったことで、以前よりも持ちやすく、仕舞いやすい形状になりました。
プルームXが持ちにくいわけじゃないですが、細長い方が手になじむ感覚があるので、個人的にはこっちの方が好みです。
また、細長くなったことで長さは増しているものの、ポケットなどに仕舞いやすくなりました。
横幅が大きいとやはり少し嵩張っていたため、これはかなり嬉しい形状変更でした。
自動加熱が圧倒的に早くなった
プルームXアドバンスドから追加された自動加熱ですが、オーラにももちろん搭載されています。
アドバンスド時代は、フタをスライドしてから2秒ほど待ってからスティックを刺さないと加熱してくれませんでした。
このたった2秒が非常に煩わしかったので結構な不満点だったんですが、オーラではその2秒が解消。
フタをスライドしてすぐにスティックを刺しても、ちゃんと自動加熱が始まります。
個人的に、この素早い加熱ができるってだけで買い替える価値があるなと思いますね。
プルームX時代の不満はほぼ解消されました。
4種類の加熱モードがいい塩梅でうれしい
オーラから追加された4種類の過熱モードはそれぞれ、
- Long:軽めの吸いごたえで6分間
- Standard:従来と同じ吸いごたえで5分間
- Strong:ガツンとした吸いごたえで3分間
- Eco:従来と同じ吸いごたえで3分間
となっています。
個人的にEcoモードは使う必要がないなって感じですが、LongとStorongが結構いい感じでした。
Longは軽めの吸いごたえで6分間の喫煙が可能。
ながら作業をしながらダラダラと吸うときに向いているので、個人的には結構重宝しそうです。
従来の吸いごたえの終わりかけ少し手前、みたいな吸いごたえなので満足度は低いかもですが、6分間も吸えるのは嬉しいですね。
Storngは強めの吸いごたえで3分間。
従来よりもガツンとくる吸いごたえが3分間続いてくれるので、短時間での満足度は高いです。
時間がないけどタバコ吸いたい!ってときに非常にありがたいモードですね。
実際に使ってみましたが結構強めの吸いごたえでしたので、従来の吸いごたえに満足できなかった方も満足できそう。
3分間という時間が少し短いのがネックですが、我慢できるレベルかな、と思います。
ただ、モード自体はよかったんですが、使い勝手は…
従来品よりも味が長持ちする…気がする
なんとなくですが従来のプルームXよりも味が長持ちしている気がします。
ちょっとこれは気がする程度なので信憑性がないんですが、加熱終わりまで味がしているように感じました。
加熱方式が変わっているため、その影響は結構ありそうです。
プルーム・オーラの微妙だった点
加熱モード変更をするためのアプリが使いづら過ぎる
プルーム・オーラには加熱モードが4種類あることは説明しましたが、モード変更をするためにはブラウザアプリというものを使用します。

プルーム本体とブラウザアプリはBluetoothで接続するので、手軽にペアリングできるのですが、ブラウザアプリの使い勝手が悪すぎます。
まず、上の画像の画面にいくために、ブラウザアプリである「コネクトブラウザ」をインストールします。

ここまでは別にいいんですが、このアプリを開いたらJTの公式サイトに行く必要があるためモード変更するたびにログインしないといけないんですよね。
これが非常に面倒でめちゃくちゃストレスがたまります。
こんなことするくらいなら、常時スタンダードモードでいいレベル。
アプリを開く→閲覧履歴からJT公式サイトへ行く→ログイン→プルーム・オーラの広告を消す→加熱モード変更ページへ行く→加熱モードを選ぶ→ようやく切り替えられる
このダッルい手順を毎回やってられません。
モードの切り替え自体はサクサク進むんですが、そこにたどり着くまでがあまりに前時代的です。
正直、gloなどは本体でモード変更ができちゃうんだから、多少金額が増しても本体で完結すべきだったと思います。
自動加熱は相変わらず一度フタを閉めないといけない
これも期待していたんですが、改善はされませんでした。
アドバンスド時代からですが、自動加熱をする際は一度をフタを閉めないといけないんですよね。
以前よりも自動加熱の開始が早くなったのは嬉しいんですが、だったら一度をフタをする手間も省いてほしかったです。
まとめ:十分に買い替える価値はあるが、加熱モード変更だけは擁護できない
以上が個人的なレビューとなります。
本体のサイズ感が手になじむし、味も長持ち、自動加熱も従来より早い、と明らかにスペックアップしているため、十分に買い替える価値はあると思います。
プルームXからアドバンスドといったマイナーチェンジではないのもかなり興奮できるポイントでした。
ただ、ブラウザアプリを使用する加熱モードの仕様に関しては全く擁護できません。
吸いごたえを変えるためにスマホを利用するってこと自体が意味不明なのに、その使い勝手も悪いってどうすりゃいいのって感じ。
競合他社のデバイスは本体で全て完結しているので、変な個性を出さずに本体で完結するプルームがよかったですね。
せめてモード変更のアプリの使い勝手が劇的に向上することを願ってます。
今のままだと確実に利用しません。面倒くさいので。
そんな感じでした。
そりでは。